白髪になったら、もう黒髪には絶対戻らない!?

「一度白髪になった髪は、もう二度と黒髪には戻らない」というのはよく言われることですが、それは本当に正しいのでしょうか?

 

ここではその説についてご説明しましょう。

 

黒髪に戻る白髪と、戻らない白髪

まず、結論から言えば、「一度白髪になった髪であっても、また黒髪に戻れる可能性はある」というのが真実です。

 

というのも・・・実は、白髪というのは「メラニン色素が抜けて白くなっている」という点ではどの白髪も同じですが、その白髪の毛根の状態には、2種類の状態が存在しているんですよ。

 

ひとつは、「メラニンの元となるメラノサイトを作り出す幹細胞が休止しているだけ」というだけの、メラノサイト休止型。

 

そしてもうひとつは、「メラノサイトを作り出す幹細胞の機能が完全に消失している」という、メラノサイト消失型。

 

そう、メラノサイト消失型については、現在のところ、消失したメラノサイト生成機能を復活させる方法はないので、「二度と黒髪には戻らない白髪」だと言えるのですが、メラノサイト休止型については、ひょんなきっかけでまた、メラノサイトの生成が再開されることもあるのです。

 

ストレスから来た白髪は休止型の可能性が高い!

というわけで、白髪の中には「黒髪に戻れる可能性がある白髪」というのも存在する、ということになるのですが、残念ながら、「この白髪が、メラノサイト休止型なのか消失型なのか」というのを、見た目で判断するのは非常に困難です。

 

もちろん「毛先のほうは白髪だけど、毛根近くからまた黒くなってきている」など、目で見て分かる状態で生えていれば分かりますが、さすがにそんなジャストタイミングで、黒髪に戻ってくれる白髪なんてなかなかないですからね。

 

ですが一般的には「ストレス性の白髪は、メラノサイト休止型が比較的多い」と言われています。

 

つまり「自分の白髪の主原因のひとつはストレスだな」という自覚がある人なら、「その白髪が、黒髪に戻る希望はある程度残っている」と考えられる、というわけですね。

 

たとえば、一般的には白髪とは無縁の小学生でも、ストレスが大きいと数本白髪が生えたりすることもありますが、その後、ストレスケアがきちんとなされれば、また黒髪に戻ることが多いですよ。実際私も、小学3〜4年生の頃に、ちょっとだけ白髪が生えたことがあったのですが、その後黒髪に戻りましたから。

 

ですがもちろん、「ストレス性の白髪がすべてメラノサイト休止型」というわけではなく、ストレス性の白髪であっても、メラノサイト消失型になってしまっているものも少なからずあります。

 

白髪全体としては、やはりメラノサイト消失型の割合のほうがかなり多いので、「黒髪に戻れる白髪もあるけれど、決して多数派ではない」ということを理解しておきましょう。

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